株を始めようと思って株について検索しても専門用語がどんどん出てきて情報が整理しきれなくなる方が多いと思います。実際に調べてみると自分の抱いている株のイメージと違う取引方法もあり、モチベーションが下がってしまうこともあります。今回は株について簡潔にまとめているので、参考にしてみてください。

IPOを始めるならスケジュール管理をしよう

IPOは新規公開株とも呼ばれ、当選すればかなり高確率で利益が狙えるので投資家の間で人気が高い投資方法となっています。
また、株の初心者でも手順さえ踏めば簡単に売買できますので、比較的リスクが低く始めやすい投資とも言えます。

しかしながら、IPO投資に回せる資金にも限度があります。
抽選に参加できる順番に申し込みをしていると途中で資金が尽きて、本当に申し込みたかった銘柄や人気が高く大きな利益が見込めそうな銘柄の抽選に申し込みすらできなくなる可能性があります。

IPO投資は、スケジュール管理が大切です。
IPOが承認されてからは、仮条件という上場予定の企業に対する株価の仮の金額が決められます。
次にブックビルディングと言って、投資家がこの企業の株を「1単元をいくらで買いたいか」の意思表示を行います。
このブックビルディングに参加すると、証券会社によっては資金が拘束される場合があります。
つまり、手当たり次第にブックビルディングを行うと、手持ちの資金がどんどん減って行くことになります。

そこで、IPOのスケジュールをよく見て、利益が出やすい銘柄であるか等を考察し、購入の優先順位をつけることが必要となってきます。
拘束された資金は、抽選の行われる日時まで拘束されることとなります。
そして、抽選に外れると同時に拘束も解除されます。
そうして初めて資金移動が可能で、他の口座に移動させることや他の銘柄のブックビルディングに参加することが可能となるのです。

当選した場合でも、当選確認後の購入のタイミングで購入しないという選択も可能です。
この場合はその後数週間ブックビルディングに参加できなくなるなどのペナルティが課される場合がありますので、本当に購入したい銘柄のブックビルディングに参加するようにしましょう。

IPOが承認されると、スケジュールも同時に発表されますのでブックビルディングの期間と資金拘束の期間について、上場予定を確認して把握しておくことが必要です。

IPOの当選確率を上げる裏ワザとは?

新規公開株は当選しなくては始まりません。
当選確認の度にため息をついていたのでは、投資を続けるモチベーションが保てません。
そこで、IPOの当選確率を上げるための裏ワザをまとめました。

まずは、同じ銘柄であっても複数の証券会社からブックビルディングを行うことをおすすめします。
投じる票が多ければそれだけ当選する確率が上がるという訳です。
また、証券会社によってさまざまな特色がありますので、それらをうまく利用することが当選への近道となります。

まず、資金拘束が行われると資金移動ができなくなりますので、IPOスケジュールを確認してあらかじめどこの証券会社からブックビルディングを行うか決めておく作業が当選確率を挙げるために有効となります。
証券会社には、ブックビルディングを行うと資金が拘束される企業とそうでない企業があります。
もちろん資金が拘束されれば、それは他で利用することができなくなりますので注意が必要です。
一方で、資金が拘束されない企業では、同一資金で複数の銘柄へのブックビルディングが可能です。
ただし、複数の口座を管理するのは、投資に慣れていて資金と時間に余裕がある方に向いていますので、初心者の方はスケジュール管理のし易さから言っても3つ程度の口座に抑えておくとよいでしょう。

次に注目したいのは、IPOは1口座1票制が多くの証券会社で採用されていますが、中には1単元1票制の証券会社がある点です。
この制度では、100単元購入できれば100票投じることができますので、単純に1単元を購入する場合と比較して100倍に当選確率が上がる計算となります。
資金にある程度余力がある方にはおすすめの裏ワザです。

最後の裏ワザとして、ポイント制度を活用する方法もあります。
これも一部の証券会社でのみ有効となりますが、IPOの抽選に外れた際企業独自のポイントがもらえるところがあります。
このポイントは、おおよそ有効期限がなく抽選に外れるたびに蓄積されていきます。
ある程度溜まったら、そのポイントを利用してブックビルディングをします。
すると、通常のブックビルディングとは別にポイントでの抽選が行われ使用したポイントの量によって順に当選が決められます。
資金が少なく、なかなか当選しない方には強い味方となります。