株を始めようと思って株について検索しても専門用語がどんどん出てきて情報が整理しきれなくなる方が多いと思います。実際に調べてみると自分の抱いている株のイメージと違う取引方法もあり、モチベーションが下がってしまうこともあります。今回は株について簡潔にまとめているので、参考にしてみてください。

株取引はどのように利益を出すのが良い?

株式取引はトレーダーごとに取引手法や持っている資金が異なっているため、利益の出し方にも違いがあります。
短期的に取引を繰り返して売買差益を狙う方法や、長期間保有して株主優待や配当金を得る方法があります。
短期的に売買を繰り返せば短期間に資金を増やすこともできますが、必ずしも取引が成功するわけではないため、失敗したときのリスクも高くなるでしょう。
株式取引では資産を運用することで貯金には見られないような利益を生むことができますが、値動きによって資産の価値が変化するぶん、それなりのリスクも伴うのです。

売買差益のことをキャピタルゲインと言います。
キャピタルゲインを狙った取引では値動きの大きな銘柄を狙って取引をすると良いでしょう。
頻繁に売買される流動性の高い銘柄で投資をすることも大切です。
売りたくても買い手がいなければ株を処分することができなくなってしまうからです。
値動きがなければ損もしませんが、利益も出すことができず、資金を増やすことができません。

一方、配当金で得られる利益をインカムゲインと言います。
証券会社には貸株サービスもあり、株を貸し出すことによって配当とは別に利息を得ることもでき、これもインカムゲインとして考えられます。
株主になるためには期末などの権利が確定する日にその銘柄を保有しておく必要がありますが、その日だけでも株を持っていればあとは売却しても次の権利確定日まで株主で居続けることができます。
資金を長い間寝かせたくない場合はキャピタルゲインとインカムゲイン両方を狙った取引をしてみると良いでしょう。

長期間保有している場合、全く利益が出ないというわけではありません。
貸株サービスを利用すれば保有している株も銀行預金よりもはるかに高い利息を生むことができます。
貸株サービスを利用していても株主優待が得られる設定にしておくことも可能ですので、自分の都合に合わせて設定をすると良いでしょう。

株取引をすることで経済の知識も得られる

株の売買をする前には情報収集が欠かせません。
四季報や企業の発表するIRニュースなどをもとに株価が変化しますので、業績の分析も必要になりますが、それとは別に政治的な動きや世界の経済の動向も株価に影響を及ぼします。
特に輸出企業の場合はドル円相場など為替による値動きと連動することが多く、円安になれば輸出企業が有利になり、円高になれば輸入企業が有利になります。
株の取引をすることで世界全体の経済の流れが理解できるようになるでしょう。

株の世界は自分の知識だけでは予想が難しいこともあります。
現在の株価は企業の将来の業績を見越した価格を表しているため、その業界の動きについても知っておかなくてはなりません。
ある程度値動きのある銘柄であれば、チャートから現在が買われすぎなのか、売られすぎなのか判断するテクニカル分析をすることも可能です。
こうした分析はFXなど為替でも頻繁に利用されるため、覚えておいて損はありません。

相場はたくさんの人の心理によって決まります。
経済の知識をつけることももちろん大切ですが、今、世の中全体の動きとして株を買いたいと思っているのか、売りたいと思っているのか見極める力が必要で、これは実際に取引をして経験を積まなくては掴むことができません。
相場の世界には様々な格言があり、中には相場は生き物だと表現する人もいます。
経済的な知識を身に付けることももちろん取引をする上で重要なことですが、少し人間の気持ちについて理解を深めてみるのも良いでしょう。
トレーダーの中には格言を意識して取引をしている人もいますので、1年を通してチャートを見ると格言通りに動く人の取引がチャートに、特徴として出てくることがあるからです。