株を始めようと思って株について検索しても専門用語がどんどん出てきて情報が整理しきれなくなる方が多いと思います。実際に調べてみると自分の抱いている株のイメージと違う取引方法もあり、モチベーションが下がってしまうこともあります。今回は株について簡潔にまとめているので、参考にしてみてください。

株の種類には様々なものがあります

株式投資の対象となる株の種類は意外に多く、様々な観点から分類されています。
それぞれの特徴を把握して、投資を行う際の参考にすると投資活動が捗りやすくなるでしょう。
まず、大型株と呼ばれる種類があります。
大型株は時価総額と流動性の高い銘柄の事を指して呼び、一般的に知名度の高い大企業や一流企業の株は時価総額が高く、大型株と見做される事が多いです。
この株は値動きが安定している傾向があり、ハイリターンよりも安定した利益や配当金を得る為に投資される傾向が強いです。
なお、東京証券取引所では独自の基準で100銘柄を選びTOPIX100を公表しています。

次に、値嵩株があります。
株価水準が高く、1単元の価格が高額な銘柄が分類されます。
大型株と混同しがちですが、大型株の銘柄に大企業や一流企業が多いのに対して、値嵩株は成長力の高い企業を始め、将来有望とされる企業が多いのが特徴です。
日経平均株価は、この値嵩株の影響を大きく受けて変動しています。
中位株は値嵩株に比べると株価水準が低く、値嵩株と言えるほどではありません。

また、低位株に比べると株価水準は高く、低位株と呼べるほどでもない存在です。
曖昧な存在ではありますが、投資で利益を上げる為に重要な種類です。
値嵩株が値上がりして株式市場全体が値上がり傾向になると釣られて動き出すのが中位株であり、この仕組みを狙って利益を上げていく事ができるからです。

小型株や低位株と呼ばれる種類も覚えておきましょう。
小型株は時価総額も流動性も低い銘柄であり、東京証券取引所ではTOPIXSmallとして分類されています。
比較的ハイリスクハイリターンの性質が強いとされています。

低位株は株価水準が低い銘柄であり、株価が低い事が特徴です。
株式投資の初心者が試しに取引するのにも有効な種類になっています。
値幅の上下の差が広い為、ハイリスクハイリターンの傾向があります。
株式市場が盛り上がり始めて値嵩株が高まった後、中位株と同様に値動きが生じやすくなるのが特徴です。
いずれの種類の銘柄であっても、一日に変動する価格の範囲が制限されています。
値幅制限と呼ばれる措置であり、値幅制限の制限一杯まで株価が上がることをストップ高、逆に下がる事をストップ安と言います。

株取引においてどのようなときに税金がかかる?

株取引で利益を出している方が忘れてはいけない事の1つに、税金の問題があります。
どのような形で取引をしても、利益を出せば税金を支払う必要があるからです。
税金がかかるパターンは2つあり、まず取引によって生じた利益に対して20%課税されます。

例えば、上手く利益を上げて100万円を得たとしましょう。
この場合、20%の課税になりますから20万円を税金として支払う義務が生じます。
手元に残る利益は80万円から、手数料を引いた額になります。
100万円の利益を得ても、実質は70万円台の利益になるでしょう。

次に、配当金を得た場合です。
配当金で利益を得ても、利益に対して20%課税されます。
仮に、大企業の株を多く保有しており、配当金として200万円を得たとしましょう。
20%の課税ですから、40万円を納税する義務があります。

しかし、取引によって生じる利益と違うのは手数料がかからない事です。
手元に残るお金は160万円のままであり、税金以外に利益から差し引かれるお金はありません。
このように税金はあらゆる利益に対して生じますが、場合によっては税金を取られない事もあります。

例えば、NISAを利用すると1年間に120万円分の取引までは非課税で済みます。
また、損益通算を利用する事で、投資で損をしている時は支払った税金の受け取りが可能です。
譲渡損失の繰り越し控除によっても、向こう3年分で生じた利益で生じる税金を相殺してもらう事ができます。

なお、税金の支払いは証券会社の口座を開設する際に特定口座、源泉徴収ありで選択しておくと自動的に税金を支払ってもらえます。
面倒な確定申告が必要なく、快適な投資活動を行えるでしょう。
ただし、年間ベースで損失が多い場合は、損益通算や譲渡損失を利用する為に確定申告が必要になります。